防水生地と撥水生地の違い
防水生地.COM 山下です。
お客様から
「防水生地」と「撥水生地」ってなにが違うのですか?
とよくご質問いただきます。
簡単に説明しますと、生地の裏側に「水を通すか・通さないか」の違いになります。
撥水生地は、水は弾きますが放置して置いたり、水の上から押すなど力を加えると水が生地の繊維の間から染み込みます。
防水生地は、生地と生地の間にナイロンのようなものを合わせた生地になりますので、水を通すことがありません。
写真は撥水生地です。
写真のように水をこぼしても撥水して浸水しませんが
時間がたったり、力を加えたりすると生地の隙間から浸水が始まります。
テーブルクロスのように、水をこぼしたときにすぐに拭いたりする場合は撥水生地で問題ありませんが、テントやオーニング、屋外カーテンなど水が掛かった場合にすぐに対処しない場所で使う場合は、撥水生地ですと浸水して水が染み込んできます。
一方、防水生地は撥水生地のように水が弾き、押しても時間が経っても浸水して生地の後ろに水が侵入することはありません。
防水生地ドットコムでは、水を通さない防水生地をメインで取り扱いしておりますが、撥水生地の取り扱いもございます。
撥水生地で十分だと思われた方も、問屋価格で撥水生地をお出しすることが出来ますので、一度お問い合わせください。
※撥水生地の販売は「撥水生地ドットコム」を製作中です。